第八話 「鈴音 ササヤキ」
家に誰もいないのに人の気配がする。
物が移動している、身体を触られた。
そういう女の子が侑子さんのお店を訪れました。
これだけ聞けば、ああ、お家に幽霊かなにかが出るのね。
そう思いましたよ。
しかし…
どうして欲しいの?
という侑子さんの問いに、女の子は「家が怖くなくなればいい」と。
侑子さんは女の子に「鈴」を渡しました。
鈴には魔除け等の効果があるそうですね。
これで一安心…と思ったら、翌日またその女の子がお店に現れました。
「全然効かない!」
そう言う女の子に侑子さんはまた「鈴」を…
もうこれが何日も続いたのでしょうね。
一日ずつ鈴がひとつ増えていくものだから最後にはすごい数の鈴が…どうやって付けたんだろう?
女の子も相当怒ってるし。余計症状が酷くなったと言ってました。
でも、侑子さんは平然としています。
どうなってるの?
解決は四月一日の夢の中で。
夢の中に現れた百目鬼のお祖父さん、遙さん。
百目鬼と同じ顔なのに何故か遙さんの方が好きだなぁ。四月一日から話を聞き、その子の家に行ってみよう!
なんて軽く言って行っちゃいましたよ。女の子の夢の中でですけど…
行ってみて分かりました。
その子が幽霊だったんですね。
そこの家の人が電気を付けようとしたり、カーテンを開けたりしている姿が見えていないから、人の気配がしたり勝手に物が動いたりという話になっていたようです。
そして、家の人にももちろん彼女の姿は見えていなくて、侑子さんから渡された鈴の音が響いているという…お互いが、怪奇現象になっていたんですね。
その家の人は除霊を頼んだと言ってました。コハネちゃんに…
女の子は自分が幽霊になっているのを気がついていなかったんですね。
侑子さんが彼女に鈴を渡していたのは、どうして?
早く家の人に彼女(幽霊)の存在を知ってもらって祓ってもらう為?
家から出されてしまえば、家が怖いと言う事はなくなるから、と言う侑子さんのお言葉。
そうなのでしょうけど…ちょっと可哀想な気もした。
なんだかんだと文句を言いながら、百目鬼と甘味処に行っちゃう四月一日に笑っちゃいました。黒密寒天食べたくなりました。。。
そう言えば、四月一日の小指がまた痛んでたなぁ…これの話はいつ来るのでしょう。
次回はコハネちゃんの話の様ですね。
では、また次回です。
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